ロマンのまち西都でグリーンツーリズム体験

平良 卓司

2009年03月23日 16:36

3月20日21日と宮崎の西都原に行ってきました。

福岡から高速で約3時間半。

西都原といえば古墳。 そして春の菜の花と桜、秋にはコスモス。

桜にはちょっと早かったですが菜の花は満開! 
古墳と菜の花のコントラストが本当に美しい。  無料のレンタル自転車で回りました。 
 

西都原の古墳は見事! 中に入れるものもあります。


初日は西都原の古墳と菜の花、そして考古博物館の見学。

この西都原考古博物館。 あれだけ展示が充実してて無料というのは感動ものです。

博物館の前で全員で記念撮影。
今回は、アメリカ人、オーストリア人、台湾人、日本人となかなかインターナショナルな面子。


宿泊は普通の農家の家にとめていただくという“民泊”。

古墳群のすぐ近くの水本さんのお宅に泊めていただきました。 
宿名は『古代(いにしえ)の風』。
県内でも珍しいブルーベリーを栽培しており、すぐ後ろには古墳。
大きな桜の木は花見のちょっとした名所でもあるそうです。

(宿泊の詳細はこちら 西都市定住支援サイトより)


夜にはなんと西都市長の橋田さんがお見えになり、一緒にバーベキューをいただ
きました。
市長自らバーベキューを焼いて、色々と貴重なお話を伺いました。
 

夜に眺めた星はただただ凄かったです!
あんなに近くに星が見えるってのは、あれ、なぜなんでしょうね?
空気のせいでしょうか? 回りに建物がないからでしょうか?


2日目は早起きをして日の出を見学。
朝のピンとした空気の中、小高い山の上から見る日の出はこれまた感動モノでした。

午前中は橋田市長に案内をしていただきました。 恐縮です!


宮崎といえばマンゴー。

宮崎で初めてマンゴーの栽培を始めたというハウスを見学。
いいものになると一個2万円で売られるとか!? ひぇー!



橋田市長は非常にきさくな方で、自ら軽トラックに乗り、軽トラの助手席にアメリカ人
のエド君を乗せ、遺跡を巡っては名所名所の説明をしていただきました。

「宮崎の市長の専用車の助手席に乗せてもらって、市長自ら市内の名所を案内して
もらったよ!」と自国に帰ったら自慢話ができたのではないでしょうか?>エド君


最後はフェニックスのシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの最上階(は結婚式を
やってたのでその一つ下)ですばらしい海岸線を眺めながらお茶をしました。


橋田市長ありがとうございました。
参加の皆さん、お疲れ様でした!


今回泊めて頂いた『古代の風』さんのように“民泊”をしている農家が西都市には現在
8軒あり、農業体験もできるそうです。

(西都市のグリーンツーリズム体験に関しての詳細はこちら)


東京からこちらに女性数名で農業体験に来てこちらの生活が気に入り、空き家だっ
た農家を安く借りて今では農家のお手伝いをしている女性も実際にいるそうです。

農業を営む若い男性との愛も、野菜と一緒に育まれているとか、いないとか。。。

僕も20代前半の頃、半年ほどイギリスのファームキャンプで働いたことがありますが、
こういうのは本当に良い経験になります。

日本を訪れる外国人にとっては観光地に行って高級ホテルに泊まるのも良いですが、
このような民家に泊まって、お家の方々と食事をするのも良いものではないでしょうか。

何も飾らない真の日本を体験してもらうのが、草の根の国際交流というものだと思います。

良い体験をさせていただきました。


ありがとうございます!




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