固定観念を捨てよ ~トランスフォーマー試写会にて~

平良 卓司

2007年07月27日 22:09

昨日、トランスフォーマーの試写会に行ってきました。


この映画の予備知識が僕は全く無く、「宇宙から未知なる生命体が地球にやってくる。うんぬん
かんぬん」のくだりから、あの名作遊星からの物体X的な映画を勝手に想像してました。

僕はこの「遊星からの物体X」が相当好きでして、僕の生涯ベスト10に入ってるくらい好きです。
この映画を見て一発でカート・ラッセルファンになりましたね。


そんな思い込みで見たわけです、「トランスフォーマー」を。

ああ勘違い。
見事に裏切られました。

確かに映像は凄かったですよ! 戦闘場面は大迫力!
ロボットの変身場面や動きはめちゃくちゃスムーズ。
映画ってここまできたんだと感激しきりでした。

ただ、あの映画って単なるロボットアニメの実写版だったんですね・・・。
どうりで試写会にも子供がちらほら来てたわけだ。

いや分かってます。
こっちが勝手に間違った想像をして、勝手にがっかりしたってだけの話です。
この映画になんの罪もございません。悪いのは全てアタシです。


で、驚いたのはそのあと。

試写会に一緒に行った同僚のTちゃんに見終わって感想を聞いたわけです。

これまた勝手に「ロボットの映画だったんですね・・・。がっかり」的な感想を予想(期待?)して。

ところがどっこい。 開口一番、このTちゃん。

「最高!もうサイッコー!私が最近見た映画で一番面白かった!」
「あの車、ホシィー!!!」


と、自慢のどんぐりまなこをキラキラさせながら言うんですよ。
これにはおったまげました。


ハッ!と気がつきましたね。
ランチェスターの竹田先生もこんなことを言ってるのを。


  *空(くう)の心が大切。
  *思い込みを捨てよ。
  *作り手が売れると思って造った商品と買い手の思いはめったに一致しない。


ははーm(_ _)m
またひとつ勉強になりました。

全ての過ちは自分の思い込みから始まる。


気づきをありがとう、トランスフォーマー!