プレッシャーを味方にする

平良 卓司

2010年02月27日 23:50

連日報道されてるオリンピックのニュース。

この日のために何年も練習を続けた本番。

見てるだけでもドキドキするのに、選手達のプレッシャーはどれほどのものか?
想像すらできません。


プレッシャーに押しつぶされる人がいる一方で、プレッシャーを上手に利用してる
人もいる。


ある本にこんなことが書いてました。

世界的に有名なシンガーがいた。

すごく人気があり、曲も大ヒットしていた。
が、ある日を境に二度と人前にでなくなった。

その理由は「ステージ恐怖症」

大きなステージに出ようとすると、心臓がバクバクして、足はがくがく。
体は硬直して不安になる。
「こんな苦しい思いはもうイヤだ!もう自信がない!」


かと思うと、別の有名なシンガー。
このシンガーは大きなステージを次々に成功している。

あなたはなぜ大きなステージで成功してるのですか?

「神が降りてきて『行け!』っていうんだよ!」

どうして神が降りてきたと分かるのですか?

「ステージに出ようとすると、心臓がバクバクして、足がガクガクして、震え
がきて、頭が真っ白になるんだ。
そうなると『神が来た!』ってわかるんだよ」

二人の体に起きていることはたぶんそれほど変わらないこと。

ある人はそれを「ステージ恐怖症」だと意味づけてチャンスを逃し、一方は
「神が降りてきた!」と意味づけてチャンスをものにする。


これって面白いと思いませんか?

考え方ひとつでこんなにも変わるものなのですね。


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