お誕生日に学ぶ

平良 卓司

2007年06月13日 22:04

さて、日曜の娘の誕生日。
家族3人、我が家でささやかなパーティをやったわけです。
(パーティというのもおこがましい・・・)


こういったハレの日にはやはりお寿司。

誕生日やクリスマス限定でお寿司の出前をとる(又は回転寿司に行く)のが、我が家のささやかな
贅沢。

一昨日の日曜もいつもの〇寿司〇太郎さん(今や九州最大手の宅配すしチェーン)で出前を頼も
うと思ったのですが、こういう時に限ってDMが手元にない。
しょっちゅう送ってくると思ってるので、逆にとっておかないんです。

(そういえば最近あまり送ってこないような・・・?)

以前住んでたところで、この〇寿司〇太郎さんが娘の誕生日に(寿司を頼んでもないのに!)わざ
わざデザートを持ってきてくれてえらく感動した覚えがあるんだけど、あれはたまたま?
その店舗の店長さんオリジナル?


でも引っ越してから今の住所でも〇寿司〇太郎さんで寿司を頼んだ事あります。

出前専門の寿司やさんは電話番号で客の検索をするようなので、登録のない電話番号=新規の
客 とみなすようですね。
おしい。


電話番号の登録のない客には、

「当店でのご注文は初めてでしょうか?」
「お引越し前のお電話番号はお分かりになりますか?」

というような質問の項目を入れると、一度でも購買記録のある客のデータは拾えると思うのだけど。
今だかつてそんなこと聞かれたことないですね。
(顧客のデータってのは店舗単位じゃなく本社で一括管理してますよね、多分)

本来なら、客商売をしてるものにとってお客さんのデータってのは喉から手が出るほど欲しいもの
のはず。


ま、いっか・・・。

そんなわけで〇太郎さんに頼もうと思ったけど電話番号がわからない。
わざわざ調べるのもめんどくさい。
DMが来てないので割引も無さそうだし。

かたや、ライバル(?)の「寿司〇昧」さんのチラシはしっかりある。
チラシがあまりこないので逆にとってある(^^;

たまには違うとこで頼んでみるかと、今回は寿司〇昧さんにしました。


自慢じゃないですが、こちとら寿司の味の違いなんてわかりません。

「今まで〇太郎さんでしか頼んだ事なかったけど、寿司〇昧さんもいけるやん」

となるわけです。値段も似たり寄ったりだし。


こうしてお客はじわじわといなくなっていくわけです。


売上に苦戦してる会社は、えてして、

「なんでうちの商品は売れない!? 品質が負けてるんじゃないか!? 値段が負けてるん
じゃないか!?営業マンの押しが足りないんじゃないか!? なんだなんだ!?」

とか色々と考えるもんですが、買う側としては、

「だって買いたいときにおたくの電話番号わかんなかったんだもん・・・」


客の心理なんて案外こんなもん。


  儲かってる会社と儲かってない会社。
  大きな違いはないけど、小さな違いはたくさんある。


これ、僕の好きな言葉です。

小さな違いをいっぱい作って、こっそりと地道に実行してる会社が勝つわけですね。

がんばろ。




^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

イベントのご紹介。

*家族4人で世界一周・久米美都子さん報告会後編(アフリカ・中東・アジア編)6/21(木)

*徳之島伝統文化ワイド祭りイン福岡「闘牛フェスティバル」6/23(土)・24(日)

関連記事