おすすめの一冊

平良 卓司

2007年10月01日 12:00

今月のお題。
「最近のおすすめの一冊!」

う~ん、最近読んだ本でもないし、他の方に特にお勧めするわけでもないですが、今まで読んだ本で
自分の人生観を変えた一冊を選べといわれたら、まずこれを選びます。



 生きがいの創造(飯田史彦著) 


この本は僕が4年前に病気を患い入院しているときに友人から薦められた本。
死を覚悟したその時、大いに生きる励みとなりました。



「人はなぜ生きるのか?」「人は死んだらどこへ行くのか?」

こういったことは自分が死を真剣に意識したときや、愛する人の死に直面したときに初めて考える
大命題。
逆に言えばそんなことでもない限りは考えない。



この本の趣旨である生まれ変わりについては賛否両論あるし、本当のところは誰にもわからない。

人それぞれの考えがあるので他人がどう考えようとそれでかまわないと思うし、持論を押し付けよう
なんてさらさらないけど少なくとも僕は生まれ変わりを信じるし、魂の存在を信じている。

「人はなぜ生きるのか?」という問いに対しては、「成長するため」という僕なりの答えを持っている。



「いやだけど仕方なく今の会社で働いている」 という人を見ると、ものすごくもったいない人生を送
っているなと思う。

それが会社を興すきっかけにもなっている。

病気をしなければこの本にも出逢わなかったと思うし、この本に出逢わなければ今のような形で会社
を興す事もなかったと思う。
ある意味この本に出逢うため、生きることの意味を真剣に考えるために病気になったのだと、今では
病気に感謝している。

いいこと、わるいこと、すべては必然。


限りある生を精一杯、そして楽しく生きましょう!



最後に筆者のことばを。

  《「死後の生命」や「生まれ変わり」について、「絶対に認めないぞ」とお思いの方は、どうぞ、
   きらびやかなファンタジーとしてお楽しみください。

   認めることに「迷い」を感じていらっしゃる方は、どうぞ、わくわくしながら、ページを開いて
   ください。

   すでに深く信じていらっしゃる方は、どうぞ、大いにうなずきながら、確かめるようにお読み
   ください》



関連記事